Supervisors’ Comments on Japanese Immersion (日本語版)

3月1日、Fairfax郡管理委員会の二人の委員が、公の場において日本語イマージョン(JI)プログラムに対して否定的な意見を述べたという情報が入ってきました。そのことで、JIコミュニテ ィ内で不安が広がっています。JIプログラムは、教育予算全体から見れば、非常に小さい割合しか占めていないにもかかわらず、何故日本語のプログラムだけがこのように否定的に扱われたのか、私たちは現在その理由を調査中です。

ここで確認しておきたい大事なことは、今回JIに対して否定的な発言を行った郡の管理委員会の委員というのは、郡の税率を定めたうえで郡全体の予算とその内訳(警察、消防、図書館、教育などなど)を決定することはできるものの、JIのような各教育プログラムの存続や削除に関する決定権は彼らにはありません。

学校教育に割り振られた予算を、その中でどのように配分していくかは、教育委員会の委員たち(Dr. GarzaやPat Hynes氏など)が決めることです。つまり、郡の管理委員であるCathy Hudgins氏もJohn Cook氏も、 JIの存続にかかわる決定権を持っていないにもかかわらず、何らかの理由でこのような踏み込んだ発言をしたということになります。

現時点で私たちにわかっているのは以下のことです。

1.委員の一人であるJohn Cook氏が、予算委員会の審議の中で「日本語イマージョンのような、少数のエリート(選ばれし者)のためだけのプログラムを支持するために、私は自分の有権者たちに高い税率を強いることはできない。」という発言をした。

http://video.fairfaxcounty.gov/MediaPlayer.php?view_id=2&clip_id=414 (1:25のところです)

2.Fox Millの地区であるHunter Millからの代表委員であるCathy Hudgins氏もまた、同日スピーチの中で、否定的な意味合いで次のように日本語イマージョンに言及した。

「管理委員のCathy Hudgins氏は、教育委員会の提示した予算案では、なぜ恵まれない貧困家庭の子供たちの学業成績を底上げするために、もっと予算が割かれていないのか、と疑問を発した。『日本語イマージョンが我々の使命なのでしょうか?今日の公立学校の教育システムにおいては、将来経済の一員となるべき子供たちのために、何が成果とされるべきなのでしょうか?学業の成果を上げているのは社会の一番上の(JIのことを指していると思われる)子供たちだということは明らかで、それは、私たちがその成功のための条件を満たしてあげているからです。しかし問題は、いかに一番下の子供たち(貧困家庭の子供たちを指していると思われる)が成功するための条件を満たすことができるのか、ということなのです。』

http://wtop.com/fairfax-county/2016/02/fairfax-county-grapples-with-looming-school-budget-issues-2-6b-proposal/

JCC委員はこの二人の委員の事務所にすぐ電話をしました。Cathy Hudgins氏の事務所は、彼女はとても忙しいと言っただけで、電話をかけ直して来ませんでした。John Cook氏の事務所のKyleという人は、JCCの懸念をCook氏に伝えるとのことでした。どちらのケースでも、以下のような私たちの質問には何も返答はありませんでした。

<JCCが委員に聞いた質問と抗議>

・あなたは一度でも日本語イマージョンプログラムの現場を訪ねたことはあるのか?

・何故日本語イマージョンのみが言及されたのか?日本語イマージョンの教育予算全体に占める割合は0.08%程度にしか過ぎない。

・何故数あるイマージョンプログラムの中でも、特に日本語イマージョンのみがエリートという扱いを受けるのか?JIの子供たちは、普通の子供たちである。応募のプロセスもロッタリーで行われ、機会は公平であり、特に家庭の経済状況をもとに生徒が選ばれているわけではない。

・このような発言をした委員は、英語と日本語を話すコミュニティに貢献し、地元に長年定着したプログラムを削除することを、なぜ適切だと思ったのか?

このような特定の国のコミュニティをターゲットにしたプログラム削除の議論を管理委員が行うことは、Fairfax郡にとって恥ずべきことであり、深く失望した。これらの委員たちが日本語コミュニティを軽視していると受け取られ、非常に残念である。

 このような緊急事態を受け、今後の日本語イマージョンの存続と日本語コミュニティに対する偏見について懸念を持つすべての方に、JCCからお願いがあります。今すぐにでも、どうかこの二人の委員に抗議の電話やメールをしてください。内容は上記の質問をコピペしたり、ただ読み上げるだけでもかまいません。(もちろん、自分たちはJIのためにこの地域に家を買った、自分の子供はJIプログラムで大きな恩恵を受けている、といった個人的なストーリーや、国際社会において日本語や異文化を学ぶことの意義を加えることは、更に効果的です。)彼らのFBのページに抗議をすることも、大きな効果があるでしょう。

 これらの発言の裏に何があるにせよ、今大事なのは、とにかく私たちがみんなで一斉に抗議の声を上げることです。委員の事務所に電話をした場合、委員本人が対応することはまずありませんが、抗議の電話の数は大きな意味があります。日本語イマージョンプログラム存続のためだけでなく、このような日本語コミュニティを標的にした差別的な発言が、公の場で今後も繰り返されないようにするためには、私たちが今行動をしなくてはなりません。ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。

委員の連絡先

Cathy Hudgins

1801 Cameron Glen Drive Reston, VA 20190 703-478-0283,  TTY 711 huntermill@fairfaxcounty.gov

John Cook

9002 Burke Lake Road Burke, VA 22015 703-425-9300,TTY 711 braddock@fairfaxcounty.gov

メールをする場合、以下の教育委員会の委員全員をCCに入れてください:

jhough1@fcps.edu; megan.mclaughlin@fcps.edu; jane.strauss@fcps.edu; pat.hynes@fcps.edu;

ryan.mcelveen@fcps.edu; tdkaufax@fcps.edu; sandy.evans@fcps.edu; klcorbettsan@fcps.edu;

bgpress@fcps.edu; ilryong.moon@fcps.edu; dapalchik@fcps.edu; elizabeth.schultz@fcps.edu;

tawilson1@fcps.edu; superintendentgarza@fcps.edu; fairfaxflagsaction@gmail.com

最後に、Fox Mill JCCのアリソンさんがPat Hynes氏と電話で話したところ、JIコミュニティがこの二人の委員たちの差別的な発言に対して抗議の声をあげることと、イマージョンを削減しないで済むように教育費にもっと予算を割いてくれるように管理委員会全体、Virginia議会にもっと求めてほしい、とのことです。彼女は過去二年間、Fox Millのまつりに来てくれたり、JIプログラムに理解のある方です。

今回の件や予算について、次回3月16日のJCCミーティングで話し合う予定です。また、どなたかマスメディアにお知り合いのいる方がいれば、JCCの活動に協力をしていただけると大変ありがたいです。どうか一人でも多くの方が、JIの擁護活動に参加していただけますよう、心よりお願いいたします。

2016年3月3日